サトフードサービス株式会社

コロナ禍以降、急速に成長したフードデリバリー市場。いまや、飲食チェーンにとっても欠かせないサービスのひとつです。 和食チェーンを関西・中部・関東・中国で展開するサトフードサービス株式会社では、デリバリー事業にも力を入れています。その運営を支えるのが、デリバリー予約を受け付ける専用のタブレット端末。サービス開始当初からレンタル端末を利用していた同社は、2025年8月から端末レンタルサービスを「Belong One」に切り替えて、新たな運用体制を整えました。 そこで今回は、サトフードサービスのマーケティング部で和食さとの営業促進を担当している四宮様に、レンタル端末のメリットやBelong Oneへの切り替えの背景、その効果についてお聞きしました。

課題

  • 既存レンタルサービスの「約1.5倍」におよぶコスト高騰
  • 更新月以外の解約に伴う違約金のリスク
  • 各店舗導入のための短納期かつ大規模な端末調達

解決策

  • Belong One導入による大幅なコストダウン
  • 柔軟な対応が可能な「解約オプション」の活用
  • 伊藤忠グループの流通網を活かした迅速な大量調達

効果

  • レンタル利用料の大幅な削減
  • 依頼からわずか2週間での端末確保によるスムーズな店舗運用
  • アップデート等による突発的な多額支出のリスク回避

国内外での成長に伴い迫られた“デリバリー基盤”の見直し

–“私たちは、食を通じて社会に貢献します。”を企業哲学に掲げ、関西・中部・関東・中国で和食チェーン店を展開するサトフードサービス。主力ブランドの「和食さと」は、寿司や蕎麦などの和食を気軽に楽しめるレストランとして、多くの支持を得ています。

「1985年、奈良県橿原市に『和食さと』の1号店がオープンしました。現在は関西・中部・関東・中国で200店舗※1を展開し、海外にも進出しています。私の所属するマーケティングチームのミッションは、和食さとの客層拡大と客数増。その一環として、テイクアウト・デリバリーサービスの『さと弁』の運営にも携わっています」

–そう話すのは、サトフードサービス株式会社・マーケティング部の四宮様。同社では「さと弁」開始当初からレンタルサービスを利用し、店舗で使うiPadなどのタブレット端末を調達していました。

「デリバリーサービスの予約管理ではレンタル端末を使っているんです。初期費用を抑えることで、その分、新サービス立ち上げに必要な費用にあてることができますし、仮にサービス終了の経営判断が下りても返却することができる柔軟性がレンタルの大きな利点でした」

※1 (2025年12月現在)  

既存サービスのレンタル料「約1.5倍」引き上げ要望がサービス変更のきっかけ

–こうしてスタートした「さと弁」ですが、2025年に端末レンタルサービスの見直しを迫られました。

「長くお世話になっていたレンタルサービスでしたが、更新のタイミングで“レンタル費用を約1.5倍に引き上げたい”というご要望をいただきました。昨今の物価高騰などを考えれば、価格が上がるのは仕方のないことだと理解はしていましたが、その金額で全店舗分の端末を借り続けるのは、どうしても厳しいという判断になったんです」

–急な値上げによるコストの増大は、サービスの継続を揺るがす課題です。そんな中、デリバリー予約一元管理サービスの担当者に紹介されたのが、Belongが提供する法人向けサービスの「Belong One」でした。

「導入の決め手はやはり、コストの安さです。当社の使用用途や必要なモデルを丁寧にヒアリングしたうえで提示された料金が、以前のサービスに比べて大幅にコスト削減できる金額でした。また、信頼性の高い伊藤忠のグループ企業である点も、社内での承認を得るうえで安心材料になりましたね」

–加えて、Belong Oneの“解約オプション”も、同社が重要視したポイントです。

「以前のレンタルサービスでは更新月以外の解約で違約金がかかりました。そのため、アプリやOSのアップデートで古いモデルが使えなくなった場合に、多額のコストが発生するリスクがあったんです。一方、Belong Oneは月額料金にオプション料を上乗せするだけで、違約金なしで解約できます。突発的な支出に対するリスクヘッジができるのは大きなメリットですね」

–さらに、解約オプションをつけて中途解約した場合でも、以前のサービスを継続するより安くなることが判明。総合的な判断から、同社のBelong One導入が正式に決まりました。

「端末調達力も期待以上でした。社内で初期設定を行うため『合計150台を4カ月に分けて、1カ月50台ずつ納品してほしい』と依頼したところ、2週間後には端末確保の連絡が来たんです。その後、予定通りにすべての端末が届き、店舗での使用もスムーズに開始できました。何より、届いた端末はどれも新品同様の美品で、中古だと気づかない店舗スタッフもいると思います。実際に利用してみて、高品質なタブレットを短い期間で大量に入手できる対応力に驚きました」

–伊藤忠グループの“グローバルネットワーク”を通じて、厳選された高品質な端末を安定して大量にストックできる、といった安全性の高い調達体制。そして、業界高水準の検品・清掃・データ消去を経て提供される点もBelong Oneの強みです。

新たな効果を生み出す投資としてのレンタル利用

–端末レンタル利用料の見直しを機に、Belong Oneを導入したサトフードサービス。利用開始から数カ月が経ち、その効果が表れはじめています。

「レンタル料金の大幅なコストダウンが実現したことで、予約一元管理システムのSaaS利用料の大半をまかなえるようになったんです。コスト構造が変わると、新たなサービスやシステムも検討しやすくなりますよね」

–一方で、月々のレンタル料金を“負担”と考える向きもありますが、四宮様は「必要な投資」と話します。

「マーケティングにおける『端末のレンタル』は、非常に合理的な選択です。たとえば、新しいプロモーション施策を行う場合、端末の購入は多額の初期投資という『重荷』になり、施策自体のハードルを上げてしまいます。一方、レンタルは必要なときのみ使えて、不要になれば返却できるため、効果が見込めなければ返却してコストを止めるといった柔軟な対応が容易になります。レンタル端末は、次なる打ち手へスピード感を持ってシフトできることから、ビジネスの自由度を高めるうえでも大きな可能性が秘められています」

–レンタル端末の利用が、スピーディで柔軟な経営判断につながる。今後もBelong Oneは同社の攻めのビジネスをサポートしていきます。