レンタル移行のコストを売却収益でカバー
世界基準の消去体制と
手間ゼロの回収で700台を安全に処分

フジ住宅株式会社様のオフィス風景

社用端末(スマートフォン)の管理コスト削減と運用効率の向上を目指し、従来の端末を「購入」して管理する方式から、保守まで含めた「レンタル」への移行を決断したフジ住宅株式会社(以下、フジ住宅)。しかし、3年契約の途中で発生する「端末の割賦残債(解約金)」のまとまった負担、700台にのぼる旧端末の処分における安全性確保などの課題がありました。現場の負担を最小限に抑えつつ、移行コストの軽減も実現した同社の知恵と選択について、実務を担った総務部の担当者様に詳しくお話を伺いました

課題

  • レンタル移行に伴う「端末の割賦残債(解約金)」の発生
  • セキュリティ上の理由による確実な「消去の証跡」の必要性
  • 700台にのぼる端末を検品・仕分け・梱包する負担

解決策

  • 廃棄ではなく、割賦残債による損失を相殺できる「買取サービス」を選択
  • 個体別の「消去証明書」をいつでも一元管理できる仕組みの利用
  • Web完結の依頼フローと、故障品も含めた「仕分け不要」の回収スキームを採用

効果

  • 廃棄費用を実質ゼロにし、売却収益で割賦残債の支出を補填
  • Web上で証跡を確認でき、社内報告が迅速化
  • 梱包や仕分けにかかる膨大な作業時間をカット

コストの平準化とレンタル移行に伴う実務負荷の解消

 コストの平準化のイメージ

今回、フジ住宅が端末運用の見直しに踏み切った背景には、従来の「端末購入」を前提とした場合の運用におけるコスト管理の難しさと、煩雑な実務負荷という課題がありました。以前は通信回線とセットで端末を購入していましたが、そこには特有の悩みがあったといいます。
「これまでは端末を自社で購入していたため、故障時の修理費や機種変更代などがその都度発生していました。(端末費用は割賦払いのため)月額料金は一定でも、こうした予測できない『突発的な費用』が積み重なり、トータルコストが膨らみやすい状況だったのです。こうした不安定な支出を抑え、管理のしやすさを実現するために、保守費用なども含めて定額化できるレンタルへの切り替えを決断しました」
フジ住宅が今回取り組んだのは、単なる機種変更ではなく、端末運用の煩雑さを解消し、管理コストを最適化するための見直しでした。
「今回の運用見直しで最も負担を軽減したかったのは、管理業務全般です。以前は、故障などのトラブルが発生すると、各社員が最寄りのキャリアショップで手続きを行っていました。しかし、来店する店舗ごとに求められる書類や手続き方法が異なり、管理側の負荷が非常に大きくなっていました」
こうした運用上の課題を解決するためのレンタル移行でしたが、大規模なリプレイスならではの難しさもあったといいます。

現場の余裕を奪う「SIM抜き・初期化・台数確認」の作業量

取り外されたSIMカードとスマートフォン本体

処分方法を検討するなかで、担当者様が向き合うことになったのは、台数が多いゆえの「気の遠くなるような作業量」でした。端末を手放すためには、SIMカードの抜き取り、端末の初期化、そして資産台帳との照合という、欠かせない準備作業がいくつも存在します。

「特に手間を感じていたのは、SIMカードの抜き取りや、一台ずつの初期化対応です。いずれも1台ごとの作業自体は大きな負担ではないものの、700台ともなると話は別。単純作業の繰り返しに、時間も労力も削られていくのは大きな負担でした」

また、単に作業量だけでなく、「絶対にミスが許されない」というプレッシャーも担当者を悩ませていました。

「最後の台数確認も、一台でも食い違いがあればやり直しになるため、常に気を張っていなければなりませんでしたし、なにより一番不安だったのは『情報漏洩』のリスクでした。一般的な業者に回収を依頼する場合、消去の証明が手元に残りにくく、かといって自分たちで700台すべてを完璧に処理するのもしんどい。『もし1台でも消去漏れがあったら』というプレッシャーが担当者間で常にありました」

世界基準のデータ消去とWebで完結する証跡管理が選定の決定打

お預かりした端末は、厳重なセキュリティのもとでデータ消去を行います

自社での処理には限界がある。そう考えた担当者様が、信頼できる買取サービスとして選んだのが「Belong One」でした。他社との比較検討は特に行わなかったといいます。そこまで即決できた理由は、データ消去の安全性はもちろん、それを裏付ける圧倒的な安心感にありました。

「データ消去が確実であることや、企業としての信頼性は特に重視したポイントです。Belong Oneを選んだのは、世界基準の消去体制はもちろん、大手商社グループというバックボーンに大きな安心感を持ったからです。また、個体ごとの消去証明書をWeb上でいつでも出せる仕組みも、社内へ報告するうえで心強い味方になると感じました」

担当者の間で「もし一台でも情報漏洩が起きたら」という不安が常にあったからこそ、第三者が保証する確実なエビデンスがいつでも手にできることは、利便性以上の価値があったといいます。

「査定の基準がA~Cと明確で、見積と実査定の差異が少ない点や、故障品なども含めて柔軟に引き受けてもらえる運用体制も、大きな決め手となりました」

一般的に、中古買取では実査定で大幅に減額される不安がつきまといますが、基準がオープンであることで、社内調整もスムーズに進めることができたのです。

「仕分け不要・箱詰めのみ」日常業務を止めないスムーズな回収

端末発送用に無償で提供される、専用の梱包資材一式

決め手となったのは、確かなセキュリティだけではありません。忙しい業務の合間に作業を行う担当者にとって、「送る前の準備が驚くほど簡単だったこと」も大きなメリットでした。

「実際に作業を進めるなかで、本当に助かったと感じたのは、驚くほどシンプルな回収の流れでした。『画面割れ・故障品・旧モデルも仕分け不要』という点は非常に大きなポイントだったと思います。多くの場合、一台ずつ売れるかどうかを確認し、仕分ける必要がありますが、その手間が一切なかったことで、思っていた以上に作業が楽になりました」

作業の「しやすさ」は、届いた梱包キットの細かな工夫にも感じたといいます。

「用意された箱に端末を入れて送るだけだったので、準備に迷うこともありませんでした。梱包資材を200台ずつ、時期をずらして送ってくれたのもありがたかったです。一度に届くとオフィスのスペースを占領してしまいますが、分納いただいたことで自分たちのペースで作業を進めることができました」

複雑な判断や準備を必要としない仕組みが、多忙な総務業務との両立を可能にしました。

「買取サービス」利用で廃棄費用を実質ゼロ、移行コストも補填

旧端末の処分に「Belong One 買取サービス」を利用した結果、レンタルへの移行に関わるコスト負担の面でも、十分すぎるほどの手応えが得られました。

「本来なら支払うはずだった『廃棄コスト』が実質ゼロになっただけでなく、売却によって収益を得ることができました。この収益を、今回のレンタル移行に際して発生した回線解約の違約金などのマイナス分に充てることで、支出を最小限に抑えることができたのです。こうした成果は、実務担当者として大きな手応えになりました」

端末処分に買取サービスを活用し、レンタル移行コストを賢く抑制したフジ住宅。今回の取り組みで生まれた業務や心のゆとりは、同社のDX推進をさらに支える力となっていきそうです。